意外と簡単にできる壁塗りに、ハマる人が続出!?
前回の庭づくりを終えて、次は内装のワークショップを開催しました!主な作業は壁塗りです。
住宅の間取りはこんな感じ。
このうち、洋室①の壁をペンキで、和室①と廊下の壁を漆喰で仕上げることにしました。
ワークショップの前日に、株式会社On-Coの水谷さんと藤田さんからレクチャーを受けます。
まずは、むすび目Co-workingが水谷さんからレクチャーを受けるところから…
今回の移住体験おためし住宅の整備は、むすび目Co-workingが主体となって行っています。これから町内の空き家を利活用していくため、まずは自分たち自身がリノベーションの技術を身につけなければいけません。移住定住コーディネーターは空き家バンクの運営も行っているので、空き家物件を紹介するときにも「こういう土壁や襖なら、自分たちでDIYできれいにできますよ」とご案内もできる。
自分たちもDIYを学びつつ、イベントのやり方も教わる
メンバーは全員、初心者。だからこそ、初心者でも気軽にできるDIYを意識しています。そして道具はすべて町内にあるホームセンターで揃えています。南伊勢で出来る、現実的な方法を提案するためです。
ペンキを塗るローラーキット。
ハケ。
ペンキ(室内用塗料)。
そして、和室の漆喰塗りを。まずは塗る部分と塗らない部分の境界に、マスキングテープを貼っていきます。これをするのとしないので、仕上がりの綺麗度は大違いです。
本来はこれに加えて床などにビニールシートを貼りますが、床や畳も張り替える予定なので、今回はしていません。(ある程度汚れてもOK!)
私たち素人でも簡単に漆喰が濡れる、そんな商品を薦めていただきました。漆喰を塗るコテやコテ板もプラスチックで軽く、女性でも扱いやすいものを使用します。
廊下は漆喰を塗る前に、古壁を剥がしました。色んな方法を試して違いを体験するのも、今回のワークショップの目的のひとつ。
こうして、株式会社On-Coさんからやり方を教わったら、本番ではむすび目Co-workingが参加者にレクチャーをします。
イベント当日、参加者の皆さんと壁を塗る
新型コロナの影響で、県外からの参加はご遠慮していただきました。そのため、参加者は南伊勢町の方が中心です。
むすび目がレクチャーをする予定でしたが、参加者には工務店や塗装のプロなど、すでに高度なスキルをお持ちの方々が……。おかげさまで作業は綺麗に、スムーズに進んでいきます。(これがめちゃくちゃ助かった!)
女性の参加率も高く、漆喰塗りは難しいかな…と思ったけど、楽しい!人によって、仕上がりが違うところも面白い。洋室のペンキ塗りは、塗装のプロが来てくれたのでスムーズに進む。
天井のシミも、ペンキを塗ればキレイになりました。
2日間のワークショップで全ての壁を塗り切れなかったので、後日役場の職員さんに手伝ってもらい「壁塗り」は完成。壁を白くするだけで、古くて暗い印象だった2部屋は格段に明るくなりました。
入れ替わり立ち替わりで町内の方も参加してくださり、全員の集合写真はありませんが、ワークショップの最後に記念撮影!
ENJOYWORKSの濱口さんもワークショップに立ち寄ってくださいました。
自分たちで壁塗りをしたことで、かなり達成感を感じました。意外と簡単にできることが知れたことも、今回のワークショップをやってみて良かったポイント。参加してくださった方から、「自分の家でもやってみたい。」と言っていただきました。
こういったワークショップを続けると、南伊勢町にDIYブームが到来するかもしれません(笑)
次回のワークショップでは、「床貼り」や「襖の張替え」を行います。