今、南伊勢町の暮らしに足りないものは何か?
プロジェクトメンバーと話しを進めていく中で、海に囲まれた南伊勢町に住んでいても海を楽しむ暮らしができていない!という話になりました。
少し時間ができたら、ゆったり海を見て時間を過ごす。休日に海を見ながらランチを食べる。ぶらりと街を散歩しながら海を感じる。
そんな海を楽しむ暮らしを体験できたら、町内に住んでいる人も町を訪れる人にとってもいいのではないか。
変えたいことは、海をもっと感じられる町にしたいということ。
気軽に時間を過ごせる場所を増やしたいということ。
では、変えたくない南伊勢町の良さってなんだろう?
みんな知り合い。みんな家族。
専有するのではなく共有する。
そんな暮らしがここにあります。
移住して気づくこと。それは“みんな家族みたい”ということ。
街を歩けば、朝はおはよう。夕方にはおやすみ。と声を掛けてくれる。
困ったことがあれば、相談にのってくれて支えてくれる。
自分で育て食べきれない魚や野菜はみんなにシェアする。
いつもありがとう。と物を贈り合う。
必要以上のものは持ちすぎない、必要以上働かない。
いろんな仕事を掛け合わせて暮らしている人が多く、1つの仕事に依存せず常に身軽で生きていく。
そんな人々の生き方が南伊勢町の良さだと思います。
私たちはそんな暮らしをしている町の人たちが自分の家のように町を利用できたら面白い!と考えました。
兼業でお店がしたい人は実は多い?
こんなお店やってみたい。そういう想いを持っている人って結構多いのでは?
都会だと家賃高いし、専業でお店をやらないと家賃が払えないことが多いのではないでしょうか。
プロジェクトメンバーの中にお店を専業でやるのは難しいけれど、夜だけ飲食店やってみたい!という人がいます。兼業の暮らしが普通だからこそ副業的にお店やってみたい人は、メンバー以外にも結構いるのかもねという話になりました。
一軒家でも家賃は2~3万円が相場の南伊勢町なので、家賃が払えるかはあまり心配しなくていいですし、スタートしようと思えば無理なく開業できるのではないのかと思います。
部屋の数は未知数。沢山の部屋を街につくろう。
空き店舗はエリア内にたくさんあります。
あなたならどんな部屋を作りたいですか?
たとえば…
・飲食店=台所
・子ども一時預かりスペース=子ども部屋
・本屋=書斎
・共同アトリエ=作業部屋
・民泊施設=寝室
・レンタサイクル=自転車置き場
小道の先に隠れ部屋をつくっちゃおう。
海へ続く小道が四方に伸びています。
ここに隠れた部屋をつくっても面白そう。
妄想は膨らむばかり…。