前回の打ち合わせで、区長さんが薦めてくれた「シェアハウス」に向いているという河内の空き家。町の西側農村エリア「河内」で「南伊勢の人と食材に会いに行く場所」をコンセプトにした計画。元保育園をリノベーションした「わかくさカフェ」を中心に空き家再生でシェアハウスや宿泊施設をつくっていきたい。打ち合わせの数日後に早速、所有者さんに会わせていただけることになりました。たまたま法事で河内に帰ってきたというグッドタイミングでした。

「わかくさカフェ」から歩いて1~2分の場所に、平屋の母屋と2間の離れがある物件です。大きな修繕もなく使えそう。また倉庫と畑1反ほどのがあり、車が5台くらい停められるスペースもあって。区長の言われたとおり「ええとこ」でした。

所有者さんに、私たちのプロジェクトのことや地域の活性化をしたいという想いをお伝えすると、賛同してくださいました。ただ、ご家族や親せきの方にも相談しないといけないとのことでお返事を待つことになりました。

1月12日、新しい年が明けて最初の集まり

この時期、県内でもコロナの感染が拡大しつつありました。集落内に区外の人が集まるのは避けようということで、翌週末に行われる1月24日の河内の「不動まつり」には参加しないことにしました。区としても祈祷だけに行事を縮小するとのこと。テイクアウトなどの物販から再開する予定だった「わかくさカフェ」の利用も延期することにしました。

「わかくさカフェ」のスペースを使えるのはもう少し先になりそう。ここを早く使ってイベントとかしたいなぁ。

メンバーの想いは募るばかリですが、高齢者の多い小さな集落では心配される住民の方もいるだろうと、区長さんと相談して延期を決定しました。コロナで人を集めるイベントはしばらくできそうにないから、できることから考えていかないと・・・。

この日は思わぬ出来事もありました。

イベントはできないけど、新しいメンバーが増えた。

河内区の賢さんの提案で「ええ人がおるんやわ。マロンちゃんもメンバーに入ってもらうと良いよ、今から呼んでみよか。」

電話をしてもらうと、急なお誘いにもかかわらず来てくれた「マロンちゃん」。河内区で民生委員をされている区長さんイチオシの女性です。子育て中のママさんでもあり、ママさん達のグループLINEなどで情報共有もしていただけるという、心強い味方が加わってくれました。

河内区内の人、区外の人、移住者もいるのがイイ感じ。

プロジェクトのLINEグループも作って、集まり以外の時にも情報を共有したり。「2月はいつ集まる?日程調整お願いできるかな?」嬉しいことに賢さんの方から積極的に連絡がくるようになりました。「皆さん、次は2月22日に集まってくださーい!」

そして、もう一つ進展が。

シェアハウスにしたい物件の所有者さんから、ご連絡がありました。「家族も賛成してくれたので、家と畑をお貸しします」とのことでした。LINEグループでメンバーにも報告。まずは畑や倉庫から何か進められるのではないか…次回の打ち合わせで皆の意見を聞いてみることにしました。

(つづく)